ウイスキーを使ったおすすめカクテル 10選
今回はタイトルの通り、
ウイスキー好きにおすすめのウイスキーを使った代表的なカクテルを紹介します。
オールドファッションド
材料
作り方
小話
オールドファッションドに使われるウイスキーはバーボン、ライウイスキーなどのアメリカンウイスキーが基本になります。
誕生したのは19世紀半ば。ケンタッキー州のバー、ペンデニス・クラブに集う競馬ファンのためにバーテンダーが考案し、古風なドリンク「トディ」に似ていたことから、「オールド・ファッションド」と名づけたという説があります。
このオールドファッションドはバリエーションが多いカクテルです。ウイスキーと甘味とビターズの苦みの基本を崩さなければ、お好みでアレンジできるカクテルでもあります。
マンハッタン
材料
作り方
- 上記材料をステアしてカクテルグラスに注ぐ。
- カクテルピンに刺したマラスキーノチェリーを飾る。
- レモンピールを絞りかける。
小話
世界で最も有名なカクテルのひとつ「マンハッタン」。
チャーチル首相の母親がニューヨークのマンハッタン・クラブでパーティーを催し、ウイスキーとスイートベルモットの組み合わせを提案した。この新しいカクテルは好評で、クラブの名前にちなんで「マンハッタン」と名づけられ “カクテルの女王” として称されています。
ベースのウイスキーをスコッチに変えると「ロブロイ」になります(ロブロイについては後述)。
ジョンコリンズ
材料
作り方
小話
ロンドンのウェイターであったジョン・コリンズが生みの親。当時ジンベースで作られていたカクテルですがいつしかウイスキーが使われるようになりました(ジンで作るものをトムコリンズという)。ウイスキーコリンズやスコッチコリンズとも呼ばれています。甘酸っぱいカクテルです。
ミントジュレップ
材料
作り方
- コリンズグラスまたはタンブラーまたはゴブレットに、ウイスキーと氷以外の材料を入れる。
- 砂糖を溶かしながらミントの葉をつぶす。
- バーボンを加え、クラッシュドアイスをいっぱいに詰め、よくステアする。
- ミントを飾る
小話
古くからあるカクテルで南北戦争のころから飲まれていたという記録があります。アメリカ南部生まれので、現在では世界三大ダービーの一つであるケンタッキーダービーのオフィシャルドリンクとしても有名です。
ミントジュレップにはウッドフォードリザーブというバーボンがよく使われます。
ゴッドファーザー
材料
作り方
- オールドファッションドグラスに氷を入れる。
- 材料を注ぎ、ステアします。
小話
ゴッドファーザーは、映画『ゴッドファーザー』の公開を記念して生まれたカクテルです。アマレット由来のアーモンドのようなこうばしい香りと甘みが特徴です。
ウイスキー特有の芳醇な味わいに、アマレットの風味が加わったクセになる味わいです。
ベースをウォッカにすると「ゴッドマザー」になります。
ニューヨーク
材料
作り方
- 材料すべてをシェークする。
- カクテルグラスに注いでアレンジを飾る。
小話
ニューヨークというその名の通りニューヨークをイメージして作られた色鮮やかなカクテル。すっきりとした切れのある味わい。
20世紀前半の禁酒法時代から飲まれていたという古くからある有名なカクテルです。
ロブロイ
材料
作り方
- 材料をステアしてカクテルグラスに注ぐ。
- カクテルピンに刺したマラスキーノチェリーを飾る。
- レモンピールを絞りかける。
小話
ロンドンにある名門ホテル「サヴォイ」のバーで生まれたカクテルです。毎年11月末に同ホテルで開かれる聖アンドリューズ祭のパーティーのために考案された。
ロブロイは17~18世紀ごろに存在したスコットランドの義賊、ロバート・マクレガーの愛称であった「赤毛のロバート」に由来します。
アルコール度数の強さのわりに、甘味があって飲みやすいのが特徴です。
ラスティネイル
材料
作り方
- オールドファッションドグラスに氷を入れる。
- 材料を入れてステアする。
小話
ラスティネイルは「錆びた釘」の意味です。ドランブイははちみつやハーブをモルトウイスキーに入れたリキュールです。香り高いスコッチの調和が楽しめるカクテルになっています。
アイリッシュコーヒー
材料
作り方
小話
寒冷なアイルランドで、空港のラウンジに勤務するバーテンダーのジョー・シェルダンが考案しました。このカクテルで使われるコーヒーは少し濃い目に淹れ、砂糖で甘めに作るのがおすすめです。
ホットウイスキートディー
材料
作り方
小話
トディとはスピリッツに甘みを加えてお湯などで割ったスタイルの総称です。古くからあるホットカクテルでヨーロッパの寒い地域発祥と言われています。
スパイスはお好みで、寒い日のお宅で作ってみるのはいかがでしょうか。
まとめ
ウイスキー好きにおすすめなカクテルをまとめてみました。
バーで頼むもよし、材料があれば自宅で作ってみるもよし。
この記事で皆様のウイスキーの楽しみ方がもっと広がればと思っています。