初心者におすすめのウイスキー10選 定番編
ウイスキー初心者の方に向けておすすめの10銘柄を紹介します。
今回は定番編ということで一般的によくおすすめされている銘柄を中心に紹介します。
最近はウイスキーのことをよくわかっていない人が定番銘柄を並べただけの記事がネット上に散見されますが、ここでは私が自信をもっておすすめする銘柄のみを紹介します。
これの別の記事では私の独断で、定番ではないけど初心者におすすめできる銘柄を紹介します。
グレンフィディック12年
いわずと知れた世界で最も売れているスコッチのシングルモルト。
それだけ聞いただけでも飲んでみる価値がありますよね。
アメリカンオーク樽とスパニッシュオーク樽で12年以上熟成した原酒によって構成されたシングルモルト。
飲み口すっきりで、柑橘感のある風味が特徴ですっきりしています。
フルーティで飲みやすいので初心者におすすめの一本です。
グレンリベット 12年
スコットランドで初の政府公認蒸留所となったグレンリベット蒸留所の最もスタンダードなボトルです。
その味わいは、バニラやはちみつのようでなめらかな甘みがあり、さわやかでライトな余韻です。
重たさや癖はなく万人受けする銘柄です。
個人的にグレンリベット12年は一番初心者におすすめのシングルモルトです。
グレンファークラス 12年
こちらもシングルモルトでスコットランドのスペイサイド地域の特徴がよく出た甘い香りと味わいが特徴です。
シェリー樽熟成のウイスキーはどんな味わいなのか試すにはぴったりの銘柄です。
また、10年から40年と、熟成年数の幅が広く細かく発売されていますので年数別で飲み比べてみるのも楽しい銘柄です。
グレンモーレンジィ 10年 オリジナル
味わいはクリーミーでフルーティ。
そんな中でもグレンモーレンジ10年は非常にライトな飲み口が特徴です。
ハイボールにもとても合う銘柄で、グレンモーレンジを使ってオレンジを添えたハイボールの作り方が公式からおすすめされており、有名です。
バランタイン 12年
こちらはブレンデッドスコッチウイスキーです。
キーモルトはグレンバーギー、ミルトンダフ、スキャパなどがあります。
名門のブレンデッドで、40種類以上の原酒を使用し、バニラのような甘さ、フルーティさ、塩気のあるさわやかさがバランスよくブレンドされている。
とにかくバランスのいい一本になっています。
ブレンデッドはとてもよくできたボトルでも安価で買えるのも特徴で、こちらは2000円台で購入できます。
さらにこのバランタインの17年は「ザ・スコッチ」と呼ばれスコッチの象徴とも呼ばれる名作です。
12年が気に入ったらぜひそちらも飲んでいただきたい銘柄です。
ジョニーウォーカー ブラックラベル
ブレンデッドウイスキー二本目はジョニーウォーカーブラック12年です。
世界で一番売れているブレンデッドウイスキーブランド、ジョニーウォーカー。
その中でも主力かつ定番のブラックです。
三大ブレンデッドと呼ばれるブランドの一つで、バランタイン、シーバスリーガルが名を連ねます。
その中でもジョニーウォーカーはスモーキーさのある原酒を比較的多く使っているのが特徴で、力強い味わいがあります。
3大ブレンデッドの同一熟成年数で飲み比べるとそのスモーキーさ、力強さがよくわかります。
シーバスリーガル 12年
シーバスリーガルはキーモルトにスペイサイドのストラスアイラが使われており、その華やかさが醸し出されます。
ベルベットのようにまろやかで華やかな香りが人気で、女性にも愛飲者が多い銘柄です。
また、飲み口はライトで万人受けなブレンデッドです。
ブレンデッド1本目にもおすすめです。
ジェムソン
3回蒸留によって生み出されるアイリッシュらしいライトでコクのある味わいが特徴です。
麦芽の乾燥にピートは使わず、グレーンウイスキーとブレンドすることで癖がなくコクがありつつもマイルドな仕上がりになっています。
安価な価格も初心者におすすめのポイントです。
メーカーズマーク
日本でも非常に知名度を上げているクラフトバーボンウイスキーのメーカーズマーク。
ボトルもおしゃれでそのまま置いてもインテリアになりそうなボトルです。
その味わいの特徴は甘くフルーティ、バーボン独特の癖が少なく飲みやすいのでバーボンの入門の一本としておすすめです。
原料に冬小麦を多く使用するのがメーカーズマークの特徴で、よりまろやかな味わいとなっています。
ワイルドターキー 8年
バーボンの中で最も定番ともいわれているワイルドターキー8年です。
バーボンらしいフルボディで重厚、バニラのしっかりとした甘さを感じられます。
内側を強く焦がしたオークの新樽を使用しており、またボトリングの際に加水をあまり行わない(アルコール度数50%)ため樽出し原酒に近い深い香味成分が感じられる。
バーボンらしいバーボンが飲んでみたい方におすすめ。
まとめ
今回はド定番の有名銘柄から飲みやすく癖のない初心者向けの銘柄を紹介しました。
入手性も高く、値段も安く、有名なのでウイスキー談義するときにもウイスキー好きなら誰もが知っている、そんな銘柄たちです。
次回の記事では私の個人的な偏見と好みで厳選した銘柄を紹介します。
ド定番な銘柄はいろんなところで見飽きた、一通り飲んだから次が知りたい。
そんな方に向けた記事を書きます。
そちらのほうが見ていただきたいのでぜひご覧ください。
皆様のウイスキーライフがより良いものになりますように。