初心者におすすめのウイスキー10選 D’s whisky 厳選銘柄編
前の記事では定番のウイスキーの中からおすすめのウイスキーを紹介しました。
今回はちょっとマイナーだけど個人的に初心者におすすめする厳選銘柄を紹介します。
個人的好みを優先したためお値段が初心者向けではないかもしれません。
ですがここで紹介する銘柄は飲みやすくウイスキーの良さを感じられるものを選びました。
どこにもないラインナップをぜひご覧ください。
グレンゴイン10年
一本目はグレンゴイン10年。アルコール度数は40%
このウイスキーの最大の特徴はノンピートであることです。
スコッチらしくないという考え方もありますが、やはり初心者にはピートが苦手という方が多いのでノンピートなのはおすすめできるポイントになると思います。
味わいは甘いバニラ感と酸味のあるフルーツ、余韻はすっきりとしていて飲みやすいです。
ローランド地域のようなライトで癖のない味わいが特徴です。
スペイバーン10年
スペイバーン10年。少しマイナーな銘柄かもしれませんが、
こちらもシングルモルトでアルコール度数40%。
このウイスキーはなめらかで澄んだ味わいで、とても飲みやすいのが特徴です。
甘みがありながらミントのようなすっきり感と、レモンのような清涼感があり、
甘酸っぱくさわやかな味わいはストレートでもハイボールでもおいしくいただけます。
アラン 10年
アラン10年。こちらもグレンゴインと同じくノンピートのシングルモルトウイスキーです。
値段は4000円台。
アランの特徴はなんといってもその甘い味わいです。
バーボン樽とシェリー樽のブレンドによりバランスがよく、個人的にも大好きなウイスキーです。
甘いタイプのウイスキーは万人受けしやすいですし、女性にも人気の銘柄です。
ボトルデザインも昨年の2020年に大きく変更されおしゃれになりました。
アルコール度数が46%あるので初心者の方は加水しながら飲んでいただくのがいいと思います。
もちろんハイボールにしてもおいしいです。
アバフェルディ12年
アバフェルディ12年。アルコール度数は40%
アバフェルディは最近どんどんと人気になってきているウイスキーです。
デュワーズのキーモルトになっていることでも有名で、知名度もあります。
スコットランドでは有名な蜂蜜の、ヘザーハニーの甘い香りがすることで有名で、
ビターさがほとんど感じられないのも初心者におすすめできるポイントです。
スモーキーさも感じますがわずかで初心者でも嫌な印象は抱かれないと思います。
ノッカンドゥ12年
ノッカンドゥはウイスキー好きにはよく知られた銘柄ですが、知らない方も多いと思います。
アルコール度数は43%、値段は4000円程度。
このウイスキーの特徴はライトな口当たり。
濃厚で複雑なウイスキーは、ウイスキー好きの方には好まれますが初心者にはあまり向かないことが多いです。
その点、ノッカンドゥは軽くすっきりとした味わいです。
しかしライトながらスコッチらしい甘さ、モルト感、フルーティさ、ナッツのような香ばしさと複層的な味わいを感じられることができます。
ノッカンドゥ12年が気に入ったらさらに長熟のノッカンドゥ21年などもコスパがよくおすすめなのでぜひお試しください。
モンキーショルダー
モンキーショルダーはブレンデッドモルトウイスキーに分類されます。
アルコール度数は40%、価格は3000円台。
モンキーショルダーという名前は、麦芽を床に敷き詰めて攪拌する「フロアモルティング」を行うモルトマンたちが、その重労働によって痛めた肩のことを「モンキーショルダー」と呼んだことに由来します。
三匹の猿のエンブレムがついていますが、これは3種類のモルト原酒だけで造られた「トリプルモルト」のことを意味しており、その三つとはグレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィです。
味わいはすっきりとしており、クセがありません。
シーバスリーガル12年 ミズナラエディション
シーバスリーガル12年 ミズナラエディションは、
ブレンデッドウイスキーの定番銘柄シーバスリーガル12年を日本固有種のミズナラの木でできた樽で熟成した原酒とマリッジ(ブレンドの一部に加える)ことによってできた銘柄です。
このウイスキーは日本市場向けに発売されているもので、日本原産のミズナラ樽への関心の高さが伺えます。
また、日本市場向けなので日本人の味覚に合わせたブレンドがなされているということで、
非常に飲みやすい味わいに仕上がっておりクリーミーさを感じられます。
飲みやすいものを、ということであれば私はこの銘柄を選びます。
アルコール度数は40%、価格は価格は価格は3000円台。
ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 スペイサイドオリジン
ジョニーウォーカーブラックラベル12年の派生として限定生産されている銘柄です。
この銘柄はジョニーウォーカーブラックラベルを構成する原酒のうち、スペイサイドに蒸留所のあるもののみで構成されており、スペイサイドの特徴を存分に味わうことができます。
スペイサイドで作られるウイスキーの特徴はフルーティでフローラル。
スペイサイドだけでなくその他の地域にフォーカスしたものも発売されていますがこのスペイサイドオリジンが一番初心者に向いていると思いますし、ウイスキー好きが飲んでも十分に楽しめる素晴らしい味わいになっています。
アルコール度数は40%、価格は価格は価格は3000円程度。
バランタイン17年
バランタイン17年は今回紹介する銘柄の中で一番値段が高く5000~6000円程度になります。
初心者におすすめするには少々高額なウイスキーになりますが、その味わいはどうしても個人的におすすめしたい素晴らしいものなのです。
この銘柄は「ザ・スコッチ」と称されるほど完成されたブレンデッドウイスキーで、スコッチウイスキーを代表する銘柄といって間違いないです。
スコッチらしいフルーティさ、甘さ、わずかなスモーキーさ、スパイシーさ、モルト感それらがバランスよくブレンドされています。
ぜひ一度は飲んでいただきたい銘柄です。
I.W.ハーパー ゴールドメダル
今回紹介する銘柄の中で唯一のバーボンウイスキーです。
I.W.ハーパーは作られ始めた当初、高級バーボンを作ろうというコンセプトで生まれました。
そのこだわりの製法は今でも受け継がれており、洗練されたバーボンウイスキーという位置づけです。
そんなI.W.ハーパーですが値段は非常に手に取りやすく2000円程度で購入することができます。
バーボンらしさがありながら、バーボンによくある新樽由来の独特のクセが少ないため飲みやすさも兼ね備えています。
また、ハイボールとの相性が非常によくそんな特徴も初心者におすすめできるポイントです。
I.W.ハーパーのハイボールは「ハーパーソーダ」呼ばれ親しまれています。
まとめ
今回は私の独断と好みで厳選した銘柄を紹介していきました。
巷に蔓延する雑な初心者おすすめ銘柄記事を見飽きた方にぜひ見ていただきたい記事にしました。
ド定番をいろいろ飲んでみたその次に何を選ぼうか迷われてる方にも是非どうぞ。
今やウイスキーの情報はネットで調べればいくらでも出てくる時代ですが、
その情報の質は様々です。
本当に見ていただける方のためになる記事を目指して書いていきますのでよろしくお願いいたします。
ここまで見ていただいてありがとうございます。
それでは、皆様のウイスキーライフがより良いものになりますように。